Floraison(フロレゾン)

アクアポリンって?

Pocket

 皆さん、こんにちは!

 

 突然ですが、「アクアポリン」って知ってますか?

知らない方は早速Wikiへ…

 

で、終わらせませんよ! そりゃ、Wikiには丁寧に載っていますけど…

 

 このアクアポリン、お肌や皮膚のもと、つまり細胞にある”構造”です。

肌・皮膚の『保湿』に重要な機構です。微細気泡と関係があるかって?

 

 その通りです。今から少しだけ、お付き合い下さいね。

 

水の通り道”アクアポリン”

 細胞の水分を調節するための機能を担っていると言われているこの”アクアポリン”。

肌の保湿に深く関係していると言われています。

 

  一般的に、角質層の水分保持には、NMF(肌の天然保湿因子)が有名ですね。

(※Natural Moisturizing Factor)

 

 以前、このサイトでもNMF(天然保湿因子)の重要さについて、少し述べています。

 

洗髪時の温度

 

 参考までに、こちらもどうぞ。

 

https://corp.shiseido.com/jp/newsimg/archive/00000000001259/1259_n9q22_jp.pdf

 

 NMFが水分保持に寄与するのに対し、アクアポリンは「細胞内に直接水分を補給する」

機構であるとのこと。詳細図などはこちら。

 

 https://eral.co.jp/labo/aquaporins.html

 

 水分保持、つまり保湿に関しては、どちらも重要な機構であることがわかりますね。

 もう一つ、こちらの記事も参考ください。

 

 https://www.water-channeling-life.com/themes/01.html

 

 とてもミクロな世界であることがわかりますね。で、これと微細気泡が

どのような関係があるかと言うと…

 

 以前、水の通り道(隙間や孔)があれば、水(分子)はとても細かく、

髪の毛や皮膚表面、細胞管内にでも入っていくことが予想できましたよね。

 

 これぞまさに、微細気泡効果。

 マイクロバブルシャワーヘッドで浴びた際の、あの「しっとり感」。

 

 水の粒子が目に視えない気泡と混ざり合って、より細かく、

「細粒化」していると考えれば、皮膚表面や、細胞間にまで

浸透していくことも十分に考えられます。

 

 またこれと同時に、生体に対しての知覚神経刺激が加わるため、

皮膚表面での活性化が促される?(例えばIGF-1産生など)。

 

 細胞間の活性化が進めば、各イオンチャネルを介したデトックス

(老廃物の除去)など、代謝も進んでアンチエイジングの効果も期待できそうですね。

 

 もしかしたら、目に視えない細胞間での変化が蓄積して、

体に影響を与えているかも。

 

 そんなことを考えながら、日々の健康、大切に意識したいものです。

 

この記事を書いた人

佐藤 嘉

研究者、エンジニア、発明家。博士(工学)。岩手大学大学院、東北大学大学院修了後、同大学金属材料研究所の研究員を経て帰郷。 地元民間企業を経験した後、地元の私立・県立工業高校、国立高専で教鞭を執る。専門は材料工学(金属、粉末冶金)。 現在、技術コンサルタント業などフリーランスとして活動する傍ら、マイクロバブル関連技術の啓蒙活動をはじめ、これらの設計・製造・開発業務を行う。他、3Dプリンターを駆使した製品の製造を手掛ける。 山形県鶴岡市在住。日本金属学会会員。日本高専学会会員。

この著者の記事一覧

コメントは受け付けていません。

Pocket

マイクロバブルシャワーヘッドでご家庭でもワンランク上のバスタイムを

魅力を知る 魅力を知る arrow_right
PAGE TOP