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マイクロバブルと汚れ落ち

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マイクロバブルによる、汚れの落ちやすさ

 ここでは、汚れの落ち方について、考えていきたいと思います。マイクロバブルを使うと、なぜ汚れ落ちが良くなると言われているのでしょうか?これには、きとんとした考え方があります。

 

マイクロバブルと汚れ落ち

 最近だと、洗濯機にもついてたりして…泡洗浄とか…なんでもかんでも『泡』をつければ良いということではありませんから。

 

誇大広告に注意。はっきりと申しますと、

 『バブル単体での、目に見える効果はそれほどありません』。

 

…え。。。

 

 まあ、誰もがそのように思いますよね。バブル水につけておくと、勝手に汚れが全部とれるような…

そんな魔法はありませんからね!!!   …要注意。

 

 で、ここで何が大切かというと。それはやはり、相乗効果を引き出すことであり、組み合わせが重要なんです。

 

 例に出すと、漂白剤とかありますよね。あれはきちんとした「化学的な反応」なので。それらをきちんと理解する必要があります。マイクロバブルはあくまで、泡としての「物理現象」です。ここに、効果の「差」というものが現れてきます。

 

 マイクロバブルの水に漬け置きしておくと、汚れが浮いてきて「取れ易く」なることはありますが、時間が経過し繊維の奥まで染み込んだ汚れは、基本的に取れません。なので、雑巾などはきれいにすることが難しいので、手っ取り早く「漂白剤」などを用いて、白く見せることで「きれいに」見せてるんですよね。風呂場のパッキンの黒カビに漂白剤を使う、あれと一緒です。

 塩素系の漂白剤などは、「化学的」に汚れを分解し、別の物質に変えることで汚れ(色)を目立たなくしているので。漂白剤で色の落ちない汚れ(例えば炭素など、カーボン系)はきれいに(白く)なることはありません。

 

 さて、じゃあマイクロバブルは無意味なものなのか? というと、決してそうではありません。

 

マイクロバブルとの相乗効果(汚れ落ちのイメージ)

 先ほど、「組み合わせ」が重要である、と書きました。これをおさえておけば、洗浄のプロ?とまではいかないかもしれませんが、汚れを落とすための基礎基本がわかれば、より効率よく短時間で、汚れを落とすことができます。実際に、イメージを見ていきましょう。

 

 一見すると、汚れが落ちやすそうに見えますね。ただ、先ほど申した通り、汚れを分解できるほど泡単体での効果はそれほどありません(強力な分解力はありません)

 

 このマイクロバブルの性質を利用して、各種洗剤(シャンプー類など)と併用すれば、汚れの分解力が格段に高まります。ご自身の肌に合ったシャンプーを使うことは必須ですが、汚れを溜めないこと、皮脂の過剰分泌を抑制すること、ニキビ・吹き出物などの予防対策にもつながります。お肌のコントロール、という意味でも是非活用したいですね。

 

 これまで、洗剤がご自身の肌に合う合わないを見つけるのが難しかった方、必見です。この機会にシャンプー・トリートメント類の見直し、クレンジングの強弱や皮脂分のコントロールを見極めるために、マイクロバブルでの洗浄効果が一つのきっかけになれば幸いです。健やかで快適な毎日を!!

この記事を書いた人

佐藤嘉

研究者、エンジニア、発明家。博士(工学)。岩手大学大学院、東北大学大学院修了後、同大学金属材料研究所の研究員を経て帰郷。 地元民間企業を経験した後、地元の私立・県立工業高校、国立高専で教鞭を執る。専門は材料工学(金属、粉末冶金)。 現在、技術コンサルタント業などフリーランスとして活動する傍ら、マイクロバブル関連技術の啓蒙活動をはじめ、これらの設計・製造・開発業務を行う。他、3Dプリンターを駆使した製品の製造を手掛ける。 山形県鶴岡市在住。日本金属学会会員。日本高専学会会員。

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