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マイクロバブルの温浴効果について

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マイクロバブルの温浴効果(温熱作用)について

 一般的なシャワーヘッドと違い、マイクロバブルシャワーヘッドは、『温まりやすい』といった意見が多く寄せられます。これは、一体どういうことからなのでしょうか?

 

 温まりやすい、ということを考えれば「血流がよくなる」ことが言えそうです。人間の皮膚構造を少しだけ見ていきましょう。

 

人間の皮膚構造

 

花王㈱ HPより

 表皮、真皮、皮下組織からなりますが、表皮は約0.2mm、真皮は約2.0mmほどになります。で、一番表層の角層は0.02mm。0.02mm(20ミクロン)はどのくらいかというと…身近な例で挙げれば、厚手のコピー用紙1枚分くらいです!!

 

 イラストから判断するに、0.2mmほどのところにも毛細血管が無数にありますので、ここに刺激が与えられていてもおかしくないと思います。

 

 、肌は、表面から「表皮」「真皮」「皮下組織」と3層状に分かれています。
厚さは部位によって0.6mm~3mmと異なっていて均一ではありませんが、平均すると2mm程度。その中で表皮は、わずかに0.2mm程しかありません。しかも表皮はさらに4層に分かれ、表皮の一番外側に位置する角層は、たった0.02mmしかありません。

花王㈱ HPより

マイクロバブルの浸透率と作用

 

 マイクロバブルがどこまで浸透するかは定かでありませんが、皮膚表面、角層の隙間から連続的に入り込み、その際、中に入り込んだ気泡が破れて直接刺激を与える、これにより汚れを浮かしやすくすることは考えられます。皮膚表面への水圧による直接的な刺激も加わる訳ですが、マイクロバブルの効果として、

 

 ✓角栓などの固まった油分を剥がしやすくする

 ✓皮膚内部への浸透作用(皮膚表層のバリア構造を通過する)

 ✓表皮近傍での圧潰作用による刺激(気泡が破れる)

 

などのことは言えそうです。バリア構造を通過しないと化粧成分が肌に届かない訳ですから、浸透を促すために「ナノ化粧品」とか、流行りですよね。汚れをしっかり落とすことは、肌への浸透作用も手助けしてくれる、ということになります(勿論、油分の落とし過ぎはよくありませんけど)。

 

 また、マイクロバブルシャワーヘッドを用いると、「湯冷めしにくい」、ということもあります。温かさが長持ちするんですね!!血の巡りが改善され、血行が良くなることの一つの結果と考えられます。となれば、不必要な老廃物なども体外に出ていきますし、健康増進、病気の予防効果などが期待できそうです。

 特に、高齢者の方々は刺激の強い熱い風呂が好きなので、心肺機能への負担が心配されます。これらの入浴事故を防ぐためにも、また、肌への刺激を少なくするためにも、マイクロバブル入浴はオススメです。低い温度でも十分に効果が期待ができます。この辺はまた、別の記事にて。

 

 ご家族で、一度体験されてみてはいかがですか?

 

この記事を書いた人

佐藤嘉

研究者、エンジニア、発明家。博士(工学)。岩手大学大学院、東北大学大学院修了後、同大学金属材料研究所の研究員を経て帰郷。 地元民間企業を経験した後、地元の私立・県立工業高校、国立高専で教鞭を執る。専門は材料工学(金属、粉末冶金)。 現在、技術コンサルタント業などフリーランスとして活動する傍ら、マイクロバブル関連技術の啓蒙活動をはじめ、これらの設計・製造・開発業務を行う。他、3Dプリンターを駆使した製品の製造を手掛ける。 山形県鶴岡市在住。日本金属学会会員。日本高専学会会員。

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